大福成長日記

本を読んで心に残った言葉を書いたり、知ったことをまとめたり…

中村航、多分。

 

「大学ってそういうところだ。無責任を背負って、自由を装っている。未来が見えないどころか、3歩ほど先のことだって、本当は誰にも見えていないんだ。」

 

 「正面から見るよりも、横顔のほうが、その人の眼差しがわかる気がした。正面はその人が世界に向けた顔だけど、横顔にはその人の魂が見える。」

 

「きれい、と言うだけで伝わることはあるのかもしれない。そのときの表情や声も、お互いの理解を助けてくれる。でも、もっと深くわかり合うために、いろいろな言葉を使いたいと願う。すごい、とか、きれい、とか言うだけではなく。」

 

「かわいい!おもいやり!なかよく!それが世界の三つのハート!」

 

「吐いた言葉ってのには、責任ってものが発生するんだ。責任は相手に対して負うんじゃねえ。自分だ。この地上で吐いちまった言葉には、自分に対して、それなりの責任が発生しちまうんだよ。だから、お前には関係ないことだけどな。おれは、お前に吐いた言葉のおかげで、今までやってこられたところがあるんだよ。おかげで今、おれは、自分の契機に気付くことができた。それはお前のおかげでもあるんだよ。」

 

「あのな、あきらめたくないって言ってるけど、それは、お前の意志じゃないぞ。お前は現実を、把握してないだけだ。意志ってのは、現実を把握した者だけが、持てるんだぜ。お前はあきらめたくないんじゃなくて、本当は、現実を把握したくないだけだろ。」